1.スタッフブログ
2016年12月9日 金曜日
パーシャルデンチャーのPitfallと回避策35
先日、歯科専門誌である日本歯科評論の別冊『パーシャルデンチャーのPitfallと回避策35』が出版された。本誌の「オーバーデンチャーとパーシャルデンチャーの併用」というパートの執筆を担当した。他の執筆者は歯科大学関係者が大半をしめるなか、抜擢していただいた。
昨今、インプラントだけではなくパーシャルデンチャー(部分入れ歯)が見直されてきているように思う。ご高齢の方々には様々な制約があり外科処置を行いづらい患者さんも増えているのが現状である。そんな中、入れ歯の良さが見直され、活用されるのは好ましいと考えている。ただ、しっかりとした技術がなければ応えられない。今後とも技術向上に励んでいきたいと思っている。
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2016年12月1日 木曜日
11月 TERRA小屋
11月16日(水)、寺西歯科医院セミナールームにてTERRA小屋(勉強会)が開催された。
発表者は根間大地先生と三宅甲太郎先生であった。まず、冒頭、退院後間もない顧問の寺西先生からお話しがあった。体調もかなり回復されたようで、一安心である。今後も末永くご指導いただきたい。
さて、発表であるが、根間先生は下顎臼歯部の欠損により咬合崩壊をきたした症例を咬合再構成したものであた。徐々にではあるが、実力が上がってきていると感じていたが、さすがに難しい症例であったので、課題が残る結果であった。今後も目標を見失わないように努力してもらいたい。
続いて三宅先生は他院で行われたインプラント治療をリカバリーしつつ、新たな欠損を回復しなければならない症例であった。診断が一番難しい分類に入るであろうケースに対して、やや診断が浅く、配慮が足りないところも目立った治療であった。今後の赤坂会を支えていく一人だと思うので、もう少しレベルアップを期待したい。
今年のTERRA小屋はこれで終了となるが、来年も熱い会となるよう頑張りたい。
(寺西先生、退院おめでとうございます!)
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2016年9月6日 火曜日
第2回スタディーグループ赤坂会例会
9月4日(日)、東京国際フォーラムにて第2回スタディーグループ赤坂会例会が開催された。今回のテーマは 『インプラント外科術式を再考する~インプラントトラブルを回避するための正しい術式とは?~』であった。
午前中は堀内克啓先生(中谷歯科医院)から基調講演をしていただいた。外科術式の基本から難症例に対するアプローチまで懇切丁寧に解説していただき非常に感銘を受けた講演であった。特に切開腺から縫合まで日常ではあまり意識せずに行っていたことを再認識できた。アドバンスな外科は正直に言って誰にでもできるとは言えない症例も多々あり、専門医のスキルの高さに圧倒されたというのが感想であるが、今後とも鍛錬を積み少しでも近づけるように努力していきたい。
午後からは村邊均先生先生より「小川Technologyで変わったこと?」というタイトルの講演であった。光機能化によりさらに進んだご自身の臨床を披露していただいた。
続いて会員発表として高田貴虎先生(高田歯科医院)、三宅甲太郎先生(寺西歯科医院)、内田剛也先生(内田歯科医院)が発表した。それぞれトラブルケースを供覧していただき、貴重なお話をお聴きでき感謝している。
今回はインプラント外科がメインテーマであったが、普段なかなか掘り下げられない部分まで示唆に富むディスカッションが行えたと感じている。今後の臨床に多いに活かしていきたい。
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2015年11月30日 月曜日
じぇじぇじぇ合同合宿 inつなぎ温泉
11月22,23日岩手県つなぎ温泉ホテル紫苑にてじぇじぇじぇ合同合宿が開催された。
この合宿は盛岡を拠点とする108の会と我ら赤坂会との合同ジョイントミーティングとして行われた。
2日間に渡って7名の演者が発表し夕食後にはナイトセッションとして4名が発表した。
合宿の発表者は阿部修作先生、榊原塁先生、吉田拓志先生、岩淵一文氏、藤野修先生、吉武秀先生、小林太郎先生、遠藤義樹先生であった。
それぞれ素晴らしい発表が続き、活発なディスカッションで大変盛り上がった。また、懇親会等では普段あまり長い時間話せない方々といろいろな話ができとても有意義な時間となった。
今後ともこのような機会を作り研鑽をつんでいきたいと考えている。また、盛岡108の会の皆様には準備に大変ご尽力いただいた。この場を借りてお礼を申し上げたい。
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2015年5月22日 金曜日
スタディーグループ赤坂会 第1回例会
5月17日(日)、東京国際フォーラムにてスタディーグループ赤坂会2015年度第1回例会が開催された。
今回のテーマは「補綴前処置としてのペリオドンタルティッシュマネージメント」であった。今回が高田貴虎会長体制のスタートであり、会長の並々ならぬ意気込みが伝わってくる例会であった。
まず、宮前守寛先生(JIADS講師 臨床歯周病学会常任理事 成和歯科診療所 宮前歯科クリニック)の基調講演から始まった。例会のテーマと同様に「補綴前処置としてのペリオドンタルティッシュマネージメント」と題した講演であった。補綴・ペリオに精通している先生のお話に皆、感銘を受けた様子であった。個人的にも襟を正して聴かせていただいた。今後とも継続的にご教示いただきたいと感じた。第1回例会としてふさわしい素晴らしい講演であったと思う。宮前先生、ありがとうございました!
午後からは3名の会員発表が行われた。トップバッターは高田会長自らがケースプレゼンテーションを行った。しっかりと日々の診療を行っていることがうかがえる素晴らしいプレゼンテーションであった。非常に難しい症例でまだまだディスカッションを行う必要がありそうなので、今後も機会があれば症例提示してもらいたい。
2人目は加部昌也先生のケースプレゼンテーションであった。福岡ジョイントでも見た症例であったが、今回はオーバーデンチャーのコーピングの周囲組織をどのようにコントロールしたか、というところに焦点を絞ったプレゼンとなった。しかし、対咬関係も難しくもっと術前に考えることが沢山ある症例だと感じた。もっと思慮深く治療計画を練り上げてもらいたい。今後に期待したいと思う。
最後に田ケ原昭弘先生の長期症例のケースプレゼンテーションであった。20年以上に渡って赤坂会に参加していただいている先輩の症例は多くの示唆に富むものであった。今後とも我々後輩のご指導を賜りたい。田ケ原先生、ありがとうございました。
例会後も恒例の懇親会が1次会、2次会…と続いた。手前味噌ではあるが、赤坂会は熱いメンバーが多いと感じた。今年度もおおいに盛り上げていきたい。
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