やり直しのない、長期にわたる口腔内管理 やり直しのない、長期にわたる口腔内管理

1.スタッフブログ

2011年2月28日 月曜日

同期会

2月26日(土)に大学時代の同期会がありました。
同期会といっても今回は東京近郊で集まれるメンバーだけだったので参加者は5名だけでした。
東京での同期会は約10年ぶりだと思います。久しぶりに近況を語り合い楽しい時間を過ごしました。
皆、元気そうで何よりです。

(左から奥先生、柏原先生、今井先生、私、原井先生)

私は北海道大学歯学部20期卒なのですが、来年ちょうど卒後20周年を迎えることになります。
札幌では20周年記念の同期会を企画しているようなので是非参加したいと思っています。

話は変わりますが、12月のブログでも報告したインプラント手術に使用するPiezoelectric Surgeryの機器(超音波手術機器)を当院でも導入いたしました。

(ピエゾサージェリー機器)

インプラント手術でのPiezoelectric Surgeryの利点としては回転切削器具(従来の手術機器)に比べて骨の治癒が良いとされていたり、切削が正確にでき、粘膜などの軟組織に障害が少ないことが挙げられます。
しかし、切削効率があまり良くないので手術時間が長くなることなどが欠点でしたが、機器の開発がすすみ改善されるようになりました。
当医院でも患者様により良い結果が提供できるように導入しました。
ただいまトレーニング中ですが、徐々に活用していきたいと思います。
今週末には私の所属しているスタディーグループのSJCD30周年記念講演会が開催されます(3月5,6日)。
演者は国内の大先輩方や海外からも来日する予定です。
しっかり聴いて来週ご報告したいと思います。

投稿者 北大塚歯科 | 記事URL

2011年2月21日 月曜日

成人矯正治療

先週の水曜日、スタディーグループ赤坂会のスタッフミーティングがありました。
先日の例会の反省会も兼ねて、5月からはじまる2011年度の打ち合わせを行いました。
ジョイントミーティングも3回ほど予定が組まれているので会員の皆の発表の機会も増えるでしょう。
今年のスケジュールは近日中に赤坂会ホームページにアップされると思います。
その話し合いの合間に大学の後輩の野寺義典先生から相談がありました。
野寺先生が日本成人矯正歯科学会で発表する際に私と一緒に治療した症例で行いたいとのことでした。
もちろん快諾いたしました。

(矯正中と矯正後に一部かぶせ物を装着した後の写真)

成人矯正というのは簡単にいうとおとなの患者様の矯正治療ということなんですが、おとなの矯正治療は複雑になることが多く一筋縄ではいかないな~と個人的には感じています。
決してこどもの矯正治療が簡単だというのではなく、おとなの矯正治療ならではの考慮しなければいけない様々な問題があるのです。
むし歯の治療だけではなく歯周病や顎関節の治療、歯の神経の治療、古いかぶせ物の問題があります。そしてすでに歯を失っている場合はインプラント治療等も考える必要もあります。

(矯正前と矯正後に一部かぶせ物を装着した後の写真)

実際に「だったら矯正治療なんてやらずに全部かぶせ物でやってしまえばいいんじゃない」とおっしゃる方もいらっしゃるのですが、歯並びや咬み合わせのバランスが整っていないと、やはり長くいい状態で使うことができません。
『急がばまわれ』のことば通り必要な治療を省かないことが肝心です。
そのためには矯正治療に限らず、どんな治療が本当に必要なのかをきちんと調べて診断することが重要になってきます。
様々な専門医が連携してチームを組んで治療することをインターディシプリナリーアプローチ(Interdisciplinary approach)と呼びますが、成人矯正はまさにインターディシプリナリーアプローチを実践しなければならない治療です。
今では矯正治療を野寺先生が、他の分野を私が担当することで患者様の隅々まで目が行き届くように治療を進めています。
とても大変ですが日々頑張って治療に取り組んでいるので、成人矯正学会のような場でどのようなディスカッションがされるのかたいへん興味があります。
野寺先生には頑張ってもらいたいです。
私は出席できないので後日、野寺先生から話をきいてみたいと思います。
また機会があればその報告もしたいと思います。

投稿者 北大塚歯科 | 記事URL

2011年2月14日 月曜日

日本顎咬合学会 九州沖縄支部 認定教育研修会

2月13日(日)に日本顎咬合学会 九州沖縄支部 認定教育研修会に参加してきました。
当日は晴れていましたが、気温は上がらず結構寒かったですよ。沖縄ということで暑いくらいかなと予想していましたが、ちょっと残念でした。
会場は浦添市にある沖縄県歯科医師会館で行われ50名以上の方々が参加され、こちらは熱気があふれていました。
この会では昨年2月に私が『咬合採得をマスターしよう~まずは咬合診査から~』というタイトルで講演させていただき、今年は私の師匠である寺西邦彦先生が『日常臨床における治療顎位を考える』-リマウントの再考-というタイトルで講演されました。

(講演中の寺西邦彦先生)

寺西先生のお話は何度もお聴きしていますが、新しい症例も加わりまたまた勉強になりました。
咬合(咬み合わせ)のはなしというと難し理屈を並べる先生もいますが、寺西先生の講義はとてもわかりやすく臨床に即しているので何度聴いてもためになります。
来年はシリーズ第3弾で寺西先生と私の2人で講演させていただく予定です。気合を入れて準備したいと思っております。
今回も企画していただいたのは沖縄の金城清一郎先生です。

(左から宮國先生、筆者、寺西先生、金城先生、米須先生)

金城先生は沖縄でClub WESPICというスタディーグループを主催されている方でいつもお世話になっています。
例年、7月に私の所属しているスタディーグループ赤坂会ジョイントミーティング(合同症例検討会)を行っていて、今年で8回目になります。今年もしっかり企画を練って有意義なミーティングにしたいですね。
今回の懇親会には歯科医師会の講演で沖縄にいらっしゃっていた榊 恭範先生ともご一緒させていただきました。
先生とは5年前に新潟再生歯学研究会の記念講演でともに講演させていただいて以来ですが、寺西先生とはよく食事をされるそうです。いろいろ教えていただきとても勉強になりました。
今後、榊先生のスタディーグループとも交流することをお約束してきました。楽しみです!
さて、今週は水曜日に先日の赤坂会例会の反省会があります。
しっかり皆で話し合って次にいかしていきたいと思います。

投稿者 北大塚歯科 | 記事URL

2011年2月8日 火曜日

2月スタディーグループ赤坂会例会

2月6日(日)にスタディーグループ赤坂会の例会(勉強会)がありました。
東京国際フォーラムの会議室に70名ほどが集まって行われました。

(会長の吉田拓志先生の挨拶)

今回の例会のタイトルは「次世代を担う赤坂会会員による症例検討会」です。
簡単に言うと若手の発表会といったところでしょうか。
どこの勉強会にもいえることですが、なかなか若い会員が育ってこない、発表できる人材がいないという状況になっているようです。
私たちの会でもここ数年そのような傾向になりつつあったので、様々のアプローチをしていこうということで今回の企画になりました。
(顧問の寺西邦彦先生のお話)

発表者は雫田義和先生、三浦利之先生、関克哉君、高田貴虎先生そして先輩ドクターを代表して藤田大樹先生が務めました。
以前のブログでも触れましたが、私は三浦先生と藤田先生の発表の座長をいたしました。
三浦先生は「上下総義歯にて咬合と審美性を回復したケース~ブランチング・テクニックをつかって~」という演題の発表です。
はじめての例会での発表ということもありとても緊張している様子でしたが内容はしっかりしていたと思います。発表の症例は三浦先生が『寺西邦彦総義歯セミナー』で学びながらこつこつと治療をすすめていったもので、当時、私もセミナーにインストラクターとして参加していたので、記憶がよみがえってきて感慨深く拝見しました。
ほかの演者も気合が入ったプレゼンテーションでこれからを期待させてくれるような内容でした。(赤坂会ホームページでも報告があります。)
私も負けずに頑張りたいと思います!
例会終了後は恒例の懇親会で締めました。同じ考えを共有する仲間たちと酌み交わすのはやはりいいものですね。
さて、今週末は沖縄に乗り込んで日本顎咬合学会九州沖縄支部認定研修会のお手伝いをしてまいります。
昨年は私がベーシックな部分を講義してきましたが、今年は私の師匠である寺西邦彦先生がアドバンスな内容の講義をなさる予定です。楽しみです。
沖縄のご報告は来週したいと思います。

投稿者 北大塚歯科 | 記事URL

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