やり直しのない、長期にわたる口腔内管理 やり直しのない、長期にわたる口腔内管理

1.スタッフブログ

2014年7月18日 金曜日

7月 TERRA小屋

7月16日(水)、寺西歯科医院セミナールームにてTERRA小屋が開催された。今回の発表者は三浦利之先生と小森真樹先生であった。
トップバッターは三浦先生であった。歯列や咬合平面に不調和があり、診断が非常に難しいケースだと思われた。上下パーシャルデンチャーを用いて咬合再構成を行っていたが、残存歯牙の状態の判断が難しく、特にパーシャルデンチャーの鉤歯としては考えさせられる症例であった。まだまだ、未熟な点もあったとは思うが、持っている力をフルに使ってうまくまとめていたと感じた。今後に期待したい。

(発表中の三浦先生)

続いて小森先生が発表した。まだ、治療途中であったが、かなり難しいケースに挑戦していた。一番難しいと感じたのは上下のアーチの違いをどうコントロールするのかという部分であった。若年者では全顎矯正治療を主なオプションにするのに対して、中年以降で欠損歯もあれば、おのずと治療プランが限られてくる。そのなかで最も効果があると思われるプランを選択するのであるが、必ずしも理想的で見栄えの良いものになるとは限らないのが現実であろう。現在、治療途中であるので、再評価を繰り返しながらできるだけ良いフィニッシュになることを期待している。頑張ってもらいたい。
さて、沖縄ジョイント、TERRA小屋と立て続けにイベントが終わったが、次は9月の赤坂会例会である。少し体力を回復して充実した後半にしたいと考えている。
頑張ります!

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2014年7月17日 木曜日

沖縄ジョイントミーティング2014

7月13日(日)、沖縄県市町村自治会館にて沖縄ジョイントミーティング2014が開催された。今回もスタディグループ赤坂会・北九州歯学研究会若手会・CLUB WESPICの3スタディーグループによる合同例会として開催された。今年で11年目の大会であった。
今年は新たな試みとして『トリートメントプランニングセッション』がおこなわれた。これは同一患者の診査資料を用いて、各スタディーグループが独自の治療計画を立案し、各々がプレゼンテーションを行いながらディスカッションを繰り広げるという試みであった。赤坂会の内輪では行ったことがあるのだが、他のスタディーグループとのやり取りは初めてであったが、大いに盛り上がった。それぞれのグループの組み立て方や着眼点に特徴がでて非常に興味深いセッションとなった。
続いて症例発表がおこなわれた。発表順に、
樋口 惣先生 (樋口歯科)『前歯部審美修復の取り組み』
大城 工先生 (中部協同病院 歯科)『当診療科における地域歯科医療の取り組み』
林 以庸先生 (本郷四丁目歯科)『前方遊離端欠損歯列にRemovable Partial Denture を用いて機能回復を行った症例』
であった。
赤坂会からは林先生が初めてジョイントミーティングで発表を行った。かなり緊張していたようだったが、うまくプレゼンテーションできたのではないだろうか。今後の発表にも期待したい。
さて、今年も大いに盛り上がったジョイントとなった。今後はさらに発展するように進化した会にしていきたいと思う。

(みなさん、お疲れ様でした!)

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2014年6月20日 金曜日

6月 TERRA小屋

6月18日、寺西歯科医院セミナールームにてTERRA小屋が開催された。
今回はトリートメントプラニングセッションの2回目が行われました。題材となる症例はエド日本橋歯科勤務の吉田雄太先生が提供してくれました。今回も若手チームとベテランチームに分かれてそれぞれ治療計画をプレゼンしました。それぞれ着目する点が違っていたり、経験の違いで判断が分かれるところもありました。個人的には非常に面白くみれました。みな自分だったらああするこうすると思いをはせたに違いありません。

(吉田雄太先生のケースでトリートメントプラニングセッションを行いました。)

また、主治医である吉田雄太先生の治療の進め方にも様々な指摘があり充実した会になったと思っています。予定より大幅に延びてしまい林先生が担当の英文抄読のパートが来月に持越しとなってしまったのは少々残念ですが、次回に期待したいと思います。来月も楽しみです。
さて、7月に毎年恒例の沖縄ジョイントミーティングが開催されます。ここでも初の試みとして3つのスタディーグループによるトリートメントプラニングセッションが行われる予定です。きっと盛り上がることでしょう!

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2014年6月17日 火曜日

日本顎咬合学会 第32回学術大会

6月14,15日、東京国際フォーラムにて日本顎咬合学会 第32回学術大会が開催された。
今回のメインスピーカーはラミネートべニアの第一人者であるDr.Pascal Magneであった。審美修復の最前線の話は興味深いものであった。
また、赤坂会からも顧問の寺西邦彦先生をはじめ、多数のメンバーが講演・発表を行った。その中でも吉田拓志先生が若手歯科医師の登竜門支部選抜発表で一位となる矢澤賞を獲得した。大変誇らしく嬉しい受賞であった。吉田先生に続き今後とも若手の活躍に期待したい。

(吉田拓志先生が1位を獲得しました!)

今年もいろいろな方をお会いしお話をする機会を得た。様々な情報を今後の臨床に活かしていきたい。

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2014年6月5日 木曜日

東京SJCD第1回例会

6月1日(日)、都市センターホテルにて東京SJCD第1回例会が開催された。
まず、午前・午後の3時間にわたってアメリカ ワシントン州でご開業の歯周病専門医・秋本 健先生からのインサービストレーニングが行われた。主に前歯審美領域のインプラント治療にフォーカスを当てた講演であった。抜歯後の骨吸収に対してどのようにアプローチしていけばよいのかを秋本先生のお考えを披露していただいた。様々な方法が取り上げられる分野であるので非常に興味深い講演であった。

(秋本先生の講演。)

また、その後は3名の会員発表が行われた。発表者は以下の通りである。
「重度歯周疾患患者に対するオクルーザルリコンストラクションの1例」ウィステリアデンタルクリニック 佐藤博宣 先生
「矯正治療とMinimal Interventionな歯冠修復にて対応した矮小歯を伴う前歯部開口症例」医療法人社団Teeth Alignment AQUA日本橋DENTAL CLINIC 綿引淳一 先生
「フルマウスリコンストラクションにおける機能と審美獲得の為のチームアプローチ」高田歯科医院 高田貴虎先生
このうち佐藤先生と高田先生は我が赤坂会メンバーであり、さながら赤坂会例会のようであった。個人的にはディスカッションがもう少し盛り上がればよかったと思っているが、2名とも素晴らしい発表であった。今後の糧にしてほしい。

(赤坂会メンバーの佐藤先生と高田先生が発表しました。)

例会後は恒例の懇親会も開かれ充実した1日となった。

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