やり直しのない、長期にわたる口腔内管理 やり直しのない、長期にわたる口腔内管理

1.スタッフブログ

2014年5月23日 金曜日

FCDC OB会&スタディーグループ赤坂会 合同症例検討会

5月18日(日)、シロナデンタルシステムズ福岡支店にてFCDC OB会&スタディーグループ赤坂会 合同症例検討会が開催された。FCDCとは初めての症例検討会であったが、診査・診断をしっかり行っているグループであったので想像以上にスムーズにディスカッションが行えたと感じた。また北海道大学で同期である江川光治先生と久しぶりに再会し、勉強できてとてもうれしかった。
発表者はFCDCから3名、赤坂会から3名であった。

(最前列6名が今回の演者である。)

演題と発表者は以下の通りである。
『顎関節症を伴うⅡ級の咬合不全症』高橋喜巳先生
『下顎前歯にインプラントを埋入した成人矯正治療症例』野寺義典先生
『糖尿病を有する重度歯周病患者にインプラントを施した1症例』山口利浩先生
『臼歯部咬合崩壊を伴った慢性歯周炎患者に包括的な治療を行った一症例』吉田拓志先生
『ペリオが進行しているⅡ級2類の症例』三隅賢祐先生
『骨吸収の著しい無歯顎患者に対するインプラントによる機能回復』飯沼 学
FCDC OB会の方々は非常に人柄もよく熱心であり、とても有意義な会になったと思っている。
11月にはFCDCと月臨会そして赤坂会合同で福岡ジョイントミーティングを開催することになっている。今から非常に楽しみである。是非、成功させたい。

投稿者 北大塚歯科 | 記事URL

2014年5月13日 火曜日

第1回 スタディグループ赤坂会例会

5月11日(日)、東京国際フォーラムにて2014年度第1回スタディグループ赤坂会例会が開催された。
今回のテーマは『あの症例の予後を知る~赤坂会アワード症例のその後~』として、赤坂会例会で症例発表し、歴代のアワード受賞者から選抜され者がその予後を含めた症例発表を行った。

(寺西先生の基調講演。)

まず、顧問の寺西邦彦先生から基調講演があった。続いて友貞宗人先生(京町歯科医院)、野寺義典(銀座アベニュー矯正歯科)、藤田大樹先生(エド日本橋歯科)、吉田拓志先生(よしだ歯科医院) と私が順に症例発表を行った。それぞれのケースが懐かしく当時のことが思いおこされた。さらにその予後を知ることによって更なる発見や気づきもあり大変有意義であった。

(私は治療後17年の症例を発表しました。)

個人的なことでいうと、私の症例は寺西歯科医院勤務時代から約18年間診させていただいている患者さんで非常に思い入れが強いケースである。考えや技術等が至らないところもあったかもしれないが、改めて整理して発表することにより、沢山の勉強ができたと考えている。今後ともこういう機会を持ち、継続して患者さんを診ていく重要性を再認識していきたい。
さて、今週末は福岡で症例発表を行う。11月に予定されている福岡ジョイントミーティングの打合せを兼ねたプレジョイントである。こちらも有意義なものにしてきたい。

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2014年4月22日 火曜日

4月 Terra小屋

4月16日(水)、寺西歯科医院内セミナールームにてTerra小屋(勉強会)が開催された。
本年度、第1回目のTerra小屋は小木曽 縁先生と雫田義和先生が発表した。小木曽先生は初めてのインプラント症例ということであった。インプラント以外にも様々な治療が必要なケースで四苦八苦していて余裕が無いように見受けられた。先輩たちから沢山のアドバイスをもらっていたのでそれを活かして何とかフィニッシュしてもらいたい。余裕が無いときは普段は気づくようなことも気づかないものである。そのためには診査・診断を丁寧に行い、治療計画を立てるときは治療手順も含めて考えておく必要がある。私も修行時代は治療の進め方やその時間配分も治療開始前にシミュレーションして臨んでいた。小木曽先生がそういうステップを踏んでいるのか疑問である。
雫田先生はフルデンチャーとパーシャルデンチャーが必要な症例であった。私の率直な感想は「ちょっと考え方がずれているな」というところである。もう一度、基本にかえって義歯の設計等を見直してほしい。さらに言えば、やはり診査・診断・治療計画をしっかり行うことである。治療中にいろいろ方針が変わるようではいいフィニッシュは迎えられないと思う。
さて、本年度からTerra小屋にも新しいメンバーが参加することになった。今まで若手と言われていたメンバーも今度は新人を指導していく立場となる。大変だと思うが、より一層研鑽に励んでもらいたい。私たちも気を引き締めていきたい。

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2014年4月21日 月曜日

WCUPS 2014 Japan Convention

4月12,13日、東京ベイ舞浜ホテル クラブリゾートにてWCUPS 2014 Japan Conventionが開催された。今回のテーマはMinimally invasive treatment ~低侵襲治療を目指して~であった。そして大会長はスタディーグループ赤坂会顧問である寺西邦彦先生が努められ、我々赤坂会メンバーが大会運営を行った。

(オープニングセレモニー)

日本国内で開かれる学会としては非常に珍しく全ての講演・発表は英語で行われた。国内外から錚々たる演者に参加していただき素晴らしい講演の数々であった。特に小川 隆広教授と船登 彰芳先生の光機能化インプラントのセッションは来年のAOにも続くであろう最先端の話題であった。日本が誇る光機能化インプラントの話を本学会で披露していただき、とても光栄であった。
また、オーラルプレゼンテーション、ポスターセッションの各部門で素晴らしい発表が続いた。我々赤坂会からは川崎宏一郎先生、中野文明先生、三浦利之先生がアワードを獲得した。さらに親交のあるWESPIC所属の仲若三男先生も受賞し非常に喜ばしいことであった。

(ガラディナーでのアワードの表彰。)

前述したように、本学会は我々スタディーグループ赤坂会が大会運営を行った。いちスタディーグループが国際大会を運営するのは前代未聞のことであり大変栄誉なことであった。それ故に準備には大変な労力が必要であったし、全員の一致団結した力が不可欠であった。ここに運営に携わった実行委員会の方々とスタディーグループ赤坂会、寺西歯科医院のスタッフそして当日サポートしていただいた方々に大会運営委員長として御礼を申し上げたい。

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2014年3月28日 金曜日

3月 Terra小屋

3月19日(水)、寺西歯科医院内セミナールームにてTerra小屋が開かれた。2013年度最後のTerra小屋であった。
まず、Terra小屋では初の試みである英文抄読会が行われた。今回は文献に精通している高田貴虎先生が準備と解説を取り仕切ってくれた。題材となったのはP.Cortellini先生のClinical and radiographic outcomes of the modified minimally invasive surgical technique with and without regenerative materials: a randomized-controlled trial in intra-bony defects』という論文であった。歯冠乳頭を温存しながら骨縁下欠損の再生を図るテクニックの論文で、最近では主流になっている考え方のようである。高田先生の準備も素晴らしく、大変わかりやすかった。さらに懇親会では富澤先生にそのテクニックについて解説してもらいとても有意義のものとなった。今後も続けていくようなので大いに期待している。

(高田先生による英文抄読会)

続いて会員発表に移った。演者は加部昌也先生と根間大地先生であった。加部先生は以前発表したケースがフィニッシュしたのでその発表であった。若干、ちぐはぐはフィニッシュで少々残念な出来であった。これから赤坂会をリードしていかなくてはならない立場なので今後のケースはきっちり仕上げてもらいたい。期待している。

(会員発表する加部先生。)

根間先生はまだ治療が始まったばかりのケースであった。診査・診断や治療の進め方に未熟さをみせていた。もうそろそろ「いいね」と言わせるような姿をみせてほしい。頑張ってもらいたい。

(会員発表する根間先生。)

さて、2013年度も全てのイベントが終了した。2014年度はまた新たな試みを取り入れて赤坂会は進化していくと思う。その第一弾としてWCUPS 2014 Japan Conventionが4月12,13日に開催される。いちスタディーグループが国際学会を取り仕切る初の試みとなる。全力で成功に導きたい!

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