1.スタッフブログ
2012年4月6日 金曜日
桜 2012
今年も桜が咲き始めました。
まだ肌寒く、例年よりだいぶ遅い開花ですね。
(南大塚の桜)
医院のある大塚も桜並木があり桜祭りが開催されます。ただ路上でお花見をしているひとは見かけませんね。
ご存じの方も多いと思いますが、「ソメイヨシノ」は近くの駒込が発祥の地です。当時の染井村の植木屋で品種改良されたもので当初は吉野桜と呼ばれていたそうですが、1900年からソメイヨシノと呼ばれるようになったそうです。
ちなみに私の出身地である北海道は「エゾヤマザクラ(オオヤマザクラ)」が主なものでほかにチシマザクラ、カスミザクラ、ミヤマザクラなどがあるそうです。
妻の出身地は沖縄なので「ヒカンザクラ」が咲きます。かなりはっきりとした赤い桜です。本州と違って北から南下していくそうです。
今年の南大塚の桜は現在七分咲きくらいでしょうか。しばらく桜を眺めながら通勤できそうです。
投稿者 北大塚歯科 | 記事URL
2012年3月27日 火曜日
3月 Terra小屋
3月21日(水)、寺西歯科医院内セミナールームにてTerra小屋が開かれた。
今回の発表者は雫田先生と三浦先生の予定だったが、三浦先生がインフルエンザで欠席となったため急きょ、高木先生と吉田雄太先生の症例相談を行った。
雫田先生は全顎治療を行った症例の前歯部にフォーカスを当てた発表だった。限局矯正治療や歯周外科処置などを取り入れた非常に複雑な症例で苦労のあとが見えるものでした。まだフィニッシュしていないものだったのでなんとか頑張っていい状態で終えてほしいと思います。
(発表する吉田雄太先生)
高木先生は準備の時間がなかったにもかかわらず、資料をよく整理して発表していました。
吉田雄太先生は最近診査したばかりの患者様ということでしたが、非常に難しい症例なので皆の意見を参考にして治療計画をよく検討してもらいたいと思います。
(ハッピーバースデー!吉田拓志会長)
また、当日は吉田拓志会長の40歳の誕生日でもありました。寺西邦彦先生からのサプライズがあり、バースデーケーキでお祝いしました。
これで2011年度のTerra小屋も終わりになります。吉田拓志先生が3期に渡る会長を退任します。お疲れ様でした。吉田先生のもと、赤坂会の活動範囲も広がりたくさんの会員に集まってもらえるようになったと感じています。
2012年度からは野寺義典先生が新会長に就任します。大変だと思いますが、是非頑張ってもらいたいと思います。全力でサポートしていきたいと考えています。
投稿者 北大塚歯科 | 記事URL
2012年3月19日 月曜日
日本顎咬合学会 九州・沖縄支部 認定研修会
3月18日(日)、日本顎咬合学会 九州・沖縄支部 認定研修会が那覇かんぽレクセンター会議室にて開催された。
(進行をしていただいた金城先生)
「咬合採得をマスターしよう」というタイトルで行われた研修も今年で3回目となりました。
3回シリーズの最終回となった今回は寺西邦彦先生と私の2人の講演でした。
(講演中の寺西先生)
私は「全顎治療の咬合採得」を、寺西先生は「総義歯補綴学に学ぶ咬合採得」という演題の講演でした。
受講生の方々は今回も熱心に聞き入っていました。
(講演中の私)
咬合採得というベーシックなテーマながらマスターするには非常に難しい手技でもあり3回のシリーズで少しでも皆さんの臨床に貢献できたら幸いです。
今週はTERRA小屋もすぐに予定されています。気合を入れて頑張ります!
投稿者 北大塚歯科 | 記事URL
2012年3月5日 月曜日
SJCD第3回例会
3月4日(日)、都市センターホテルにてSJCD第3回例会が開催されました。
午前中は皆川仁先生による「Trinity of Successful Implant」というタイトルで講演がありました。
インプラント治療を成功に導くための考え方を先生なりに整理した内容で大変わかりやすい講演でした。
(講演中の皆川先生)
午後からは次のような会員発表がありました。
田中志歩先生「咬合崩壊途中をくいとめ、咬合の再構築を行った症例」
中村昇司先生「チェアーサイド型CAD/CAMシステムの臨床応用」
高田貴虎先生「咬合性外傷を伴う中等度慢性歯周炎患者にインプラントを用いて咬合回復を行った症例」
大河原純也先生「Esthetic Recovery Around Teeth and Implant Using Connective Tissue Graft(結合組織移植による歯とインプラント周囲の審美性回復」
(発表中の高田先生)
みなさんしっかりをしたプレゼンテーションでした。特にスタディーグループ赤坂会にも所属している高田貴虎先生は症例内容もすばらしく質疑応答もしっかりできていました。赤坂会の期待のホープであり非常に頼もしく感じました。高田先生は来期から赤坂会の副会長に就任することになっています。今後も益々レベルアップしていってくれると思います。
さて、来週は沖縄で日本顎咬合学会認定研修会で講演してまいります。3年続いたシリーズも今年で最後となります。しっかり務めてきます。
投稿者 北大塚歯科 | 記事URL
2012年2月7日 火曜日
2月スタディーグループ赤坂会
2月5日(日)、東京国際フォーラムにて2011年度第3回スタディーグループ赤坂会例会が開催されました。
今回のタイトルは「インプラントそのトラブルと対応」~インプラント周囲炎を中心に~でした。
当日は約90名の参加者が集まりました。
一人目の演者は辰巳順一先生(明海大学歯学部口腔生物再生医工学講座歯周病学分野准教授) で、演題は『インプラント周囲炎 その現状と問題点』でした。「インプラント周囲炎」に関する考え方を整理していただき参加者は頭の中がかなりクリアになったことでしょう。
(講演中の辰巳先生)
二人目の演者は鈴川雅彦先生(AICデンタルクリニック院長)で、演題は『歯周病学的な観点からインプラントを再考する』でした。臨床家の立場から「インプラント周囲炎」の成り立ちと予防法について解説していただきました。
(講演中の鈴川先生)
続いて会員発表にうつりました。三番目の演者は藤田大樹先生(エド日本橋歯科院長)で、『Clinical consideration of peri-implant disease in maxillary molar』 という演題でした。最近、「インプラント周囲炎」を追い続けている藤田先生らしいすばらしい発表でした。
(藤田先生の会員発表)
四人目の演者は内田剛也先生(内田歯科医院院長)で、『ブラキシズム患者の36,37インプラント補綴;14年目の36インプラント破折とリカバリー』という演題でした。内田先生は赤坂会創設期からのメンバーで今回の症例も10年以上前に行われた長期のものでした。様々な示唆に富んだ内容で大変聴きごたえのある発表でした。
(内田先生の会員発表)
今回はインプラントのトラブルについてがテーマでしたが、世間で言われている真っ当な治療が行われていないことが原因で起こるものとは違うものです。報道されているようなトラブルは真摯な臨床を続けている医院ではほとんどのものが未然に防げると考えています。今、世界で語られているのは真面目に臨床を行ってたにも関わらず起きてしまうインプラント周囲炎や上部構造(かぶせ物)・インプラント体の破損などのトラブルに関してです。まだまだ未知のことがあります。それを丁寧に解き明かして対処しようと真面目な臨床家は取り組んでいます。患者さまにはダメなことは大いに声をあげていただきたいのですが、非常に良い結果を出している医院もたくさんあることを理解していただきたいですね。
今後もブログを通して皆さまに情報を発信できるようにしていきたいと考えております。
よろしくお願いいたします。
投稿者 北大塚歯科 | 記事URL