3.ジャイアンツ日記
2012年12月7日 金曜日
12月7日 ジャイアンツ新入団選手展望①
プロ野球は完全にオフシーズンとなり、スポーツ新聞等では活躍した選手の表彰や来期の契約更改の記事などが載っています。お金の話はあまり面白くないので来年のジャイアンツの展望を書いてみたいと思います。
(今年ドラフト1位・菅野智之投手と原監督)
まずはドラフトで指名された新入団選手の話題から。ドラフト1位入団は言わずと知れた菅野智之投手(東海大)です。原監督の甥(妹の長男)で昨年の日ハムからのドラフトを蹴って1年浪人ののちに今年ジャイアンツに入団しました。いろいろご意見はあると思いますが、個人的には収まるところに収まったという感じがします。最速は157キロ(大学時代キューバとの親善試合に神宮球場で計測)の直球とツーシーム、カーブ、スライダー、シュートなどが持ち球です。大学生のときのピッチングをビデオでみましたが、ストレートは平均140キロ代後半を出していました。コントロールがかなりいいようです。投球スタイルは違いますが、同じ背番号19だった上原(来期からレッドソックス)のように小気味いいピッチングをしてくれるとうれしいですね。ただ、1年のブランクは大きいのではないでしょうか。元ジャイアンツの江川でさえプロ1年目は9勝止まりで1年間は本調子に戻らなかったと言っています。菅野も焦らずに交流戦後に1軍に上がるくらいでいいような気がします。来期から2軍ピッチングコーチとして尾花が戻ってくるのでよく見極めてくれると思います。しかし、来年はWBCが3月にあり、ジャイアンツから杉内、内海、澤村の先発陣が登録されています。全員無傷で帰ってこられないかもしれません。そうなると早めに1軍に上がって投げることになるでしょう。大事にいきたい気持ちと早く活躍してほしい気持ちが半々といったところです。
なんだかんだいっても素材は超一流なのは間違いないと思います。今のジャイアンツは活きのいい若手ピッチャーがどんどん出てきてます。特に右の先発では澤村、宮國は来年のローテーションに入ってくるでしょう。ホールトンもいるのでそこに割って入るのは至難の業かもしれません。でもコンディションが上がってくればエースになるのは間違いないですね。それくらいの器だと思います。キャンプインが待ち遠しくなってきました。
頑張れ菅野!
投稿者 北大塚歯科