やり直しのない、長期にわたる口腔内管理 やり直しのない、長期にわたる口腔内管理

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2012年3月5日 月曜日

SJCD第3回例会

3月4日(日)、都市センターホテルにてSJCD第3回例会が開催されました。
午前中は皆川仁先生による「Trinity of Successful Implant」というタイトルで講演がありました。
インプラント治療を成功に導くための考え方を先生なりに整理した内容で大変わかりやすい講演でした。

(講演中の皆川先生)

午後からは次のような会員発表がありました。
田中志歩先生「咬合崩壊途中をくいとめ、咬合の再構築を行った症例」
中村昇司先生「チェアーサイド型CAD/CAMシステムの臨床応用」
高田貴虎先生「咬合性外傷を伴う中等度慢性歯周炎患者にインプラントを用いて咬合回復を行った症例」
大河原純也先生「Esthetic Recovery Around Teeth and Implant Using Connective Tissue Graft(結合組織移植による歯とインプラント周囲の審美性回復」

(発表中の高田先生)

みなさんしっかりをしたプレゼンテーションでした。特にスタディーグループ赤坂会にも所属している高田貴虎先生は症例内容もすばらしく質疑応答もしっかりできていました。赤坂会の期待のホープであり非常に頼もしく感じました。高田先生は来期から赤坂会の副会長に就任することになっています。今後も益々レベルアップしていってくれると思います。
さて、来週は沖縄で日本顎咬合学会認定研修会で講演してまいります。3年続いたシリーズも今年で最後となります。しっかり務めてきます。

投稿者 北大塚歯科 | 記事URL

2012年2月7日 火曜日

2月スタディーグループ赤坂会

2月5日(日)、東京国際フォーラムにて2011年度第3回スタディーグループ赤坂会例会が開催されました。
今回のタイトルは「インプラントそのトラブルと対応」~インプラント周囲炎を中心に~でした。
当日は約90名の参加者が集まりました。
一人目の演者は辰巳順一先生明海大学歯学部口腔生物再生医工学講座歯周病学分野准教授) で、演題は『インプラント周囲炎 その現状と問題点』でした。「インプラント周囲炎」に関する考え方を整理していただき参加者は頭の中がかなりクリアになったことでしょう。

(講演中の辰巳先生)

二人目の演者は鈴川雅彦先生(AICデンタルクリニック院長)で、演題は『歯周病学的な観点からインプラントを再考する』でした。臨床家の立場から「インプラント周囲炎」の成り立ちと予防法について解説していただきました。

(講演中の鈴川先生)

続いて会員発表にうつりました。三番目の演者は藤田大樹先生(エド日本橋歯科院長)で、『Clinical consideration of peri-implant disease in maxillary molar』 という演題でした。最近、「インプラント周囲炎」を追い続けている藤田先生らしいすばらしい発表でした。

(藤田先生の会員発表)

四人目の演者は内田剛也先生(内田歯科医院院長)で、『ブラキシズム患者の36,37インプラント補綴;14年目の36インプラント破折とリカバリー』という演題でした。内田先生は赤坂会創設期からのメンバーで今回の症例も10年以上前に行われた長期のものでした。様々な示唆に富んだ内容で大変聴きごたえのある発表でした。

(内田先生の会員発表)

今回はインプラントのトラブルについてがテーマでしたが、世間で言われている真っ当な治療が行われていないことが原因で起こるものとは違うものです。報道されているようなトラブルは真摯な臨床を続けている医院ではほとんどのものが未然に防げると考えています。今、世界で語られているのは真面目に臨床を行ってたにも関わらず起きてしまうインプラント周囲炎や上部構造(かぶせ物)・インプラント体の破損などのトラブルに関してです。まだまだ未知のことがあります。それを丁寧に解き明かして対処しようと真面目な臨床家は取り組んでいます。患者さまにはダメなことは大いに声をあげていただきたいのですが、非常に良い結果を出している医院もたくさんあることを理解していただきたいですね。
今後もブログを通して皆さまに情報を発信できるようにしていきたいと考えております。
よろしくお願いいたします。

投稿者 北大塚歯科 | 記事URL

2012年1月19日 木曜日

1月勉強会TERRA小屋(2012)

1月18日(水)、寺西歯科医院内セミナールームにてTERRA小屋(勉強会)が開かれました。
今年初めての勉強会となりました。TERRA小屋に参加すると今年もいよいよはじまるなといった引き締まった気持になります。
今年でスタディーグループ赤坂会は発足20周年を迎えます。20周年を記念した企画も考えています。今後ブログにてご報告していきます。
さて、今回は技工士の平野君、関君そして高木先生が発表しました。
平野君は歯の色を確認するステップのシェードテイキングについての話でしたが、なかなか難しい問題であり少々まとまりに欠けていましたが、今後の発表でさらに理解を深めていけたらいいのではないかと思います。

(発表中の関君)

関君は「ISUS」という新しい技工システムについての話でした。関君らしいすばらしい症例をプレゼンしてくれましたが、新しいシステムなので課題もまだあり今後また報告してもらいたいと考えています。

(発表中の高木先生)

高木先生は昨年寺西先生のBASICコースを受講され飛躍的に臨床レベルが向上したように感じられました。しかし、まだまだ課題は多いので今後一緒に学んでいけたらいいと思います。頑張ってほしいですね。
今年も参加した研修等を中心にご報告していきたいと思います。
よろしくお願いしたします!

投稿者 北大塚歯科 | 記事URL

2012年1月12日 木曜日

明けましておめでとうございます

明けましておめでとうございます。
ご挨拶が少し遅くなってしまいましたが、今年もよろしくお願い申しあげます。
昨年は東日本大震災があり大変な1年になりました。
今年は昨年に引き続き復興への支援が必要となりますし、我々の活力をを向上させていきたいと考えております。
また、歯科界ではインプラントに対する不信感・不安感が取りざたされております。
我が医院では患者様の疑問に率直にお答えし安心して治療に専念できるようにより一層努力してまいります。
そのためホームページやその他の方法を使って当院の考え方を発信していけるよう準備しているところです。
準備が整いましたらブログにてご報告いたします。しばらくお待ちください。
さて、来週は新年最初の勉強会TERRA小屋が開かれます。
本年も気合を入れて頑張りたいと思います。
よろしくお願いします!

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2011年12月12日 月曜日

スタディーグループ赤坂会特別講演会

12月11日(日)、秋葉原コンベンションホールにてスタディーグループ赤坂会特別講演会が開催された。
講師として我が赤坂会の顧問である寺西邦彦先生とカリフォルニアからDanid Guichet先生をお迎えした。
当日は100名を超える参加者で、今年最後の講演会は熱気を帯びていた。
この講演会はASTRATECH社から先ごろ発売された”OsseoSpeed“承認を記念して開催された。
寺西先生からはOsseoSpeedの基本的事項の解説と臨床ケースの講演をしていただいた。非常にわかりやすくまだOsseoSpeedを導入していない方にも今後の指針となったのではないだろうか。

(講演中の寺西先生)

Guichet先生からは長らくOsseoSpeedを使用してきたその優位性を臨床ケースを交えながら解説していただいた。特に前歯部審美修復に対する考えは私自身の臨床にも取り入れていきたいと考えている。

(講演中のDr.Danid Guichet)

夕方からは会場を移して忘年会を行った。今年は例年以上の参加者で会場があふれかえり非常に盛り上がっていた。

(私とDr.Danid Guichet)

また、今年の会員の表彰がありTerry’sAward(最優秀賞)には川崎宏一郎先生が選ばれた。おめでとうございます!

(寺西先生、川崎先生、Dr.Danid Guichet)

来年も様々な企画が目白押しであるが、仲間たちとともにさらに向上していきたいと考えている。

投稿者 北大塚歯科 | 記事URL

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