1.スタッフブログ
2011年5月30日 月曜日
SJCD第1回例会
5月29日(日)、都市センターホテルにて2011年度SJCD第1回例会が開催されました。
冒頭、最高顧問である山崎長郎先生より東日本大震災で被災されたSJCDメンバーの近況報告があり、支援表明をなさいました。そして、会員たちによるさらなる支援を呼び掛けていらっしゃいました。
(最高顧問の山崎長郎先生)
例会の内容は午前中にJIADS理事長の宮本泰和先生の講演があり、午後から4名の会員発表が行われました。また、例会終了後には年に1度の懇親会が開かれました。
私はSJCDに参加するようになって16年になりますが、当時のことを考えるとSJCDの例会でJIADSの先生が講演するなんて奇跡ではないかと感じてしまいます。以前はSJCDは補綴(かぶせ物等の治療)主導、JIADSはペリオ(歯周治療)主導といわれていて強力なライバル関係にあったように思います。会の生い立ちからして違っていたのでやむを得なかったことでしょう。しかし、最近では全てを網羅した臨床が必要不可欠であり2つの会だけではなく全ての臨床家がボーダーレスになってきているのも現実だと思います。そういう意味ではJIADSの宮本先生がSJCDで講演するのも必然なのかもしれません。ただ昔を知っている者としては感慨深いものがありました。
今後もこのような交流が続くことを期待したいと思います。
(JIADSの宮本泰和先生)
宮本先生は『歯周再生治療法を成功させるための診断とテクニック』というタイトルの講演でした。歯周再生治療の基本的な考え方から具体的なテクニックまでわかりやすく解説していただき、2時間があっという間に過ぎてしまいました。
宮本先生には3年前に沖縄ジョイントミーティングの5周年記念講演会で講演していただきました。沖縄のWESPIC代表・金城清一郎先生がもともとJIADSに参加しており宮本先生とは懇意になさっていました。その関係で講演していただいたのですが、以前の講演とは取り上げた題材が異なり今回も新鮮でした。赤坂会のメンバーにとっても良かったのではないでしょいうか。
さて、今週はO.S.I.Study Clubのチャリティー講演会があります。
3週連続となりますが気合を入れて行ってきたいと思います。
投稿者 北大塚歯科 | 記事URL
2011年5月23日 月曜日
チャリティー講演会
5月22日(日)、東京国際フォーラムにてスタディーグループ赤坂会主催のチャリティー講演会が開催されました。
企画・告知からあまり期間が無かったにもかかわらず、130名あまりの方々に参加していただき熱気ある講演会になりました。
(約130名の参加者に集まっていただいた)
演者は寺西邦彦先生、榊 恭範先生、青島徹児先生、藤田大樹先生、行田克則先生、植松厚夫先生、伊藤雄策先生、山崎長郎先生(講演順)というそうそうたるメンバーがそろいました。
現在の歯科臨床をリードしている演者の方々に様々な角度から語っていただき1日があっという間に過ぎてしまいました。
(赤坂会を代表して講演する藤田大樹先生)
私も午後から司会進行をさせていただきました。少々不慣れなところもあったと思いますが、無事終えられてほっとしております。
(寺西邦彦先生からの閉会の挨拶)
被災地はまだまだ復興が始まったばかりのようです。
今後とも我々ができることを協力して支援していきたいと考えております。
さて、今度の日曜日はSJCDの例会です。休みが無くて体力的に少しきついですが、頑張って参加してまいります。
投稿者 北大塚歯科 | 記事URL
2011年5月9日 月曜日
5月スタディーグループ赤坂会例会
5月8日(日)にスタディーグループ赤坂会の2011年度第1回例会が開催されました。約100名が参加者したようです。
冒頭、盛岡からいらっしゃった藤野 修先生から赤坂会による歯ブラシ等の支援や会員からの声援に対するお礼のお言葉と被災地の現状のご報告がありました。これからも我々会員一同、継続した支援を心に誓いました。
(藤野 修先生)
第1回例会のテーマは「日常臨床におけるチームアプローチ」です。
今回は歯科衛生士の山口幸子さんが執筆した『日常臨床&チーム医療に活かせる歯科衛生士臨床ビジュアルハンドブック』の出版を記念した例会になりました。
(記念講演をする山口幸子さん)
この本はコンパクトにまとめられた本なのですが、歯科衛生士のみならず歯科医師、歯科技工士、歯科医院スタッフにとってとてもわかりやすくすばらしい本になっています。患者様にはちょっと難しいですが、歯科関係者には必携の本だと思います。
友人の富澤直基先生は早速、院内勉強会のテキストに使っているそうです。さすが!
発表は出版記念講演として歯科衛生士 山口幸子さんの『日常臨床&チーム医療に活かせる歯科衛生士臨床』からおこなわれました。主に出版された本に則した内容でしたが、山口さんの歯科医療に対する情熱がにじみ出てくるような講演で参加した若い歯科衛生士の心にも響いたことでしょう。
続いて会員発表として
歯科サンセールの歯科衛生士 西郷真季さんと田ヶ原昭弘先生による『重度歯周病患者にLOTと歯周補綴を行った症例』
銀座アベニュー矯正歯科の歯科衛生士 中野早余子さん、藤田由美子さんと野寺義典先生による『矯正歯科における口腔衛生管理』
岩本町デンタルクリニックの歯科衛生士 岩谷幸美さんと新藤有道先生そしてBeaux-Artsの関 克哉氏による『中等度歯周炎患者に対するチームアプローチ』
の3組のケースプレゼンテーションがありました。
それぞれの歯科衛生士の方々は発表する機会が少ないこともあってかなり緊張していましたが、みなさんしっかり発表されて内容も良かったと思います。
私は歯科サンセールの西郷真季さんと田ヶ原昭弘先生の発表の座長を務めさせていただきました。
(西郷真季さんと田ヶ原昭弘先生)
(中野早余子さん、藤田由美子さん、野寺義典先生)
(関 克哉氏、岩谷幸美さん、新藤有道先生)
最後に特別講演として行田克則先生による歯科衛生士向けの講演がありました。
普段の講演とは若干違ってソフトな語り口でのお話でしたが、持論を踏まえた内容はいつも通りでした。
(行田克則先生による特別講演)
例会終了後は山口さんの出版記念パーティーを兼ねた懇親会が開かれました。
(山口さんへ寺西先生からの花束贈呈)
たくさんのお祝いのスピーチや寺西邦彦先生からの花束贈呈などがあり大変盛り上がりました。
さて、22日(日)にはいよいよチャリティー講演会が開催されます。
しっかり聴いてきたいと思います。
投稿者 北大塚歯科 | 記事URL