1.スタッフブログ
2011年1月14日 金曜日
ホワイトニングとオールセラミッククラウン①
今日はホワイトニングとオールセラミッククラウンについて書いてみましょう。
ホワイトニングに関してはインターネットで検索するとかなり詳しいことまででてきます。
ホームホワイトニングとオフィスホワイトニングの二通りの方法があるのはご存知の方も多いのではないでしょうか。
当医院ではホームホワイトニング、オフィスホワイトニングともにアメリカ製のオパールエッセンスやナイトホワイトを使用しております。
最近は国産メーカーであるジーシーからティオンなども発売され評判も上々のようです。
ホワイトニング剤は特徴を理解して適切に使用すれば、どのメーカーのものでも良い効果が得られると考えています。
しかし、患者様のなかにはどんな状態でも白くなるとお考えの方も多いのではないでしょうか?
まず、虫歯はホワイトニング前に治しておきましょう。
古い詰め物は白くならないので再治療が必要です。
その他歯の状態や咬み合わせなど事前に検査して必要な処置をいっしょにすると良いでしょう。
その時に大きな虫歯の治療やかぶせ物をしなければならなくなったときにラミネートベニアやオールセラミッククラウンが治療方法として考えられます。
セラミックと一言でいってもいろいろな種類があります。
近頃、よく使われるのがジルコニアという材質を使ったオールセラミッククラウンです。
ジルコニア(酸化ジルコニウム)とは人工ダイヤモンドと同元素をもつ素材で強度があって審美的に優れているといわれています。
写真をみると一目了然ですね。
(3M社患者説明用資料より引用)
上が従来のメタルボンドとかセラモメタルクラウンと呼ばれるものです。下はジルコニアオールセラミッククラウンです。
オールセラミッククラウンですと光の通り具合が天然歯と同じように治療できます。
ホワイトニングを始める時にはこのようにかぶせ物の材質についても検討しておくとよいでしょう。
ジルコニアはインプラント修復にも応用されています。
また次の機会にお話したいと思います。それでは失礼いたします。
投稿者 北大塚歯科