1.スタッフブログ
2017年11月7日 火曜日
東京SJCD 第2回例会
11月5日(日)都市センターホテルにて東京SJCD第2回例会が開催された。
午前中は小濱忠一先生によるインサービストレーニングが行われた。『審美領域における最適な治療計画と治療戦略』という演題での講演であった。非常にデリケートな前歯審美領域の治療を素晴らしい症例を提示しながら解説していただいた。また、後半には光学印象や3Dプリンタを応用したCAD/CAMの話題まで惜しみなくご教授いただいた。
午後からは前田 貢 先生、坂本貞樹先生、吉田茂治先生の会員発表が行われた。活発なディスカッションが続きSJCDらしい例会となった。
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2017年10月19日 木曜日
10月 TERRA小屋
10月18日 寺西歯科医院セミナールームにてTERRA小屋(勉強会)が開催された。
今回の発表者は榊原塁先制と二瓶実先生であった。
榊原先生は『補綴、限局矯正、インプラントを用いて咬合再構成した症例』というタイトルで発表した。歯列不正や咬合の不調和があり非常に難しい症例をステップバイステップでしっかり治療を進めていた。審美的な追及も丁寧に行っており最終修復物の仕上がりが楽しみである。ブラキシズムの既往があるのでプロビジョナルレストレーションでの観察を注意深く行ってもらいたい。
二瓶先生は『臼歯部遊離端欠損症例に部分床義歯を用いての咬合再構成』というタイトルで発表した。術後3年経過している症例で現在安定しているとのことであったが、義歯人工歯の咬耗・摩耗に注意をはらい、咬合支持を維持していってもらいたい。特に前歯部がオープンバイトの症例であるので、義歯での咬合支持には細心の確認と注意が必要であると考えられる。
さて、来月には赤坂会特別講演会も控えている。わずかな時間であるが、私も症例発表をすることとなっている。しっかりと準備をしたいと思っている。
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2017年9月7日 木曜日
スタディーグループ赤坂会第2回例会
9月3日、スタディーグループ赤坂会第2回例会が東京国際フォーラムにて開催された。今回のテーマは『無歯顎祭り』であった。
午前中は基調講演として3名の演者の発表があった。
松丸悠一先生(コンフォートデンタルクリニック)『受け入れられる総義歯を求めて』
藤野修先生 (ふじの歯科医院)『総義歯を用いた無歯顎補綴~卒後28年を振り返る~』
遠藤義樹先生(よしき歯科クリニック)『パラダイムシフトした私の総義歯臨床~変わるもの、変わらないもの~』
それぞれの演者から無歯顎補綴主に総義歯についての講演があり、改めて総義歯臨床の奥深さを感じることができた。
続いて午後からは2名の会員発表が行われた。私も久しぶりに例会で発表させていただいた。演者は
吉田拓志先生(よしだ歯科クリニック)『上顎総義歯、下顎ボーンアンカードフルブリッジの症例から無歯顎補綴の予後を考える』
飯沼学(北大塚歯科)『無歯顎補綴の臨床』
であった。ともに寺西歯科医院のOBであり、師匠の教えをもとに取り組んだ症例を提示し、ディスカッションをおこなった。
無歯顎補綴とりわけ総義歯には様々な流派があり、相いれない部分もあるかもしれないが、このような場でデスカッションを行い理解を深められたことは非常に有意義であったと思う。
さて、今年も後半に入り11月には特別講演会が予定されている。さらに有意義な会としていきたい。
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2017年6月23日 金曜日
6月 TERRA小屋
6月21日(水)、TERRA小屋が寺西歯科医院セミナールームにて開催された。
今回の発表者は町田真吾先生と小森真樹先生であった。町田先生は顎関節に障害があると思われる患者に対して、様々な診断機器を応用して治療にあたっていた。難しい症例を様々な角度から考えようとしていた点は非常に評価できる。しかし、「過ぎたるは猶及ばざるが如し」という言葉があるように自身のなかで整理できず、かえって空回りしていたようにみえた。もっと有機的にとらえ判断できる能力を身に付けて行ってほしい。
一方、小森先生は歯列不正を伴う咬合崩壊をきたしている患者を補綴的に改善しようと試みている症例であった。小森先生は町田先生とは逆に不十分な考察をもとに治療をすすめ、少々心配な状況になっていた。やはり診査・診断で熟慮を重ねなければ良い結果は得られないであろう。今後も先輩達にアドバイスをもらいながら、より良い結果に導いてほしい。
これから赤坂会を引っ張っていく先生たちであるので、より研鑽を積んでほしい。
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2017年5月18日 木曜日
スタディグループ赤坂会 第1回例会
5月14日、品川シーズンテラス カンファレンスCにてスタディグループ赤坂会 2017年度 第1回例会が開催された。
今年のスタディグループ赤坂会のテーマは「伝承」。第1回例会もその「伝承」にふさわしく寺西先生と狩野氏によるドクターとラボテクニシャンによるコラボレーションをテーマにした基調講演からスタートしました。その妥協のない臨床スタイルが貫かれている症例には姿勢が正されるようでした。長期予後も拝見でき、素晴らしい講演を拝聴いたしました。
午後からはゲストも招いての症例発表(会員発表)にうつりました。発表順に
佐藤 洋司 先生(さとうデンタルクリニック)&吉村 知久 先生(gratDEX)
菊地 康司 先生(ブランデンタルクリニック)&伊藤 和明 先生(Bright dental arts)
吉武 秀 先生(内田歯科医院)&岩淵 一文 先生(デンタルパロアルト)
の方々が発表しました。
今回はドクターとラボテクニシャンとのコラボレーションがテーマでしたので、普段聞けないようなトピックも題材にあがり非常に面白い例会になったと感じています。日常臨床には必要不可欠なことであり今後も定期的にテーマにしていきたいと思います。
さて今年度も赤坂会がスタートしました。皆でさらに向上すべく切磋琢磨していきたいと思います!
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